2018年5月21日
報道関係各位
株式会社ジャルパック(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤田克己)は、跡見学園女子大学(東京都文京区、学長:笠原清志)観光コミュニティ学部観光デザイン学科「篠原ゼミ」、熊本県南阿蘇村、国土交通省九州地方整備局と連携し、阿蘇地域の熊本地震からの復興を観光の力で支援する旅行商品の開発・販売を実現するために発足された「南阿蘇観光未来プロジェクト」に参画します。
<プロジェクト概要>
大学生観光まちづくりコンテスト観光庁長官賞の受賞をはじめ、さまざまな観光企画コンテストで多数の優勝実績を持つ跡見学園女子大学篠原ゼミが、熊本地震の影響で観光客が大きく落ち込んでいる熊本県阿蘇地域の新たな観光振興の仕掛けを支援し、着地型旅行商品を企画。阿蘇の持つ潜在的な観光資源を掘り起こし、国土交通省九州地方整備局が5年後の完成を目指す南阿蘇村の「立野ダム」を、全国的に人気が高まっている「インフラツーリズム」の視点で魅力的な観光資源として整備・連動させていきます。さらに旅行商品の企画・販売を通じて国内各地の地域活性化を支援するJALグループの旅行会社である株式会社ジャルパックが地元南阿蘇村、国土交通省九州地方整備局と協力して旅行商品を造成・販売することで域外からの誘客支援を図ります。
2018年下期に向け、篠原ゼミ企画の阿蘇地域モニターツアー企画をジャルパックの制作支援により旅行商品化。2019年以降の継続的な着地型旅行商品展開に向けての実証実験を行います。
<商品形態>
販売:ジャルパックweb販売サイト専用商品
発地:東京発
設定期間:2018年11月から2019年3月(期間中、1~2回)
※2019年以降の継続的な着地型旅行商品設定に向け、モニターツアーとして設定します。
対象エリア:熊本県阿蘇地域
そのほか:詳細についてはプロジェクト推進に応じ、今後確定していきます。
★産学官連携参加組織:(株)ジャルパック・跡見学園女子大学・南阿蘇村・高森町・「阿蘇・立野峡谷」ツーリズム推進協議会・みなみあそ村観光協会・国土交通省九州地方整備局・九州旅客鉄道(株)・南阿蘇鉄道(株)・(株)あそ望の郷みなみあそ・阿蘇地域振興デザインセンター・ASO田園空間博物館
本商品は南阿蘇に眠る観光素材のブラッシュアップと立野ダムの新たなインフラ観光としての存在感の醸成、インフラと既存阿蘇地域広域の観光素材の有機的な連携を政府が推進する「公共施設の活用」の先進事例として「東の八ッ場ダム」、「九州の立野ダム」と称されるよう、インフラ観光の先進モデルの構築を目指します。
産学官連携「南阿蘇観光未来プロジェクト」連携図
<本プロジェクトの年間スケジュール(予定)>
2018年 6月8日(金)~10日(日): 第1回現地視察
2018年 7月: 第2回現地視察
2018年 8月: (株)ジャルパック、運営DMO契約締結
2018年 9月: 第3回現地視察
2018年 10月: 商品発売
◆報道関係者の方のお問い合わせ先◆
(株) ジャルパック 販売部 販売グループ 広報宣伝担当 長尾 哲
〒140-8658 東京都品川区東品川2-4-11 Tel 03-5715-8054 FAX 03-5715-9373
携帯070-4242-8345 E-MAIL:satoshi.nagao@jal.com
◆大学および具体的な産学官連携企画内容に関するお問い合わせ先◆
跡見学園女子大学 観光コミュニティ学部観光デザイン学科 准教授 篠原靖
携帯 090-9315-7771 E-MAIL:ys_project_shinohara@ybb.ne.jp
<関係企業・組織概要>
(1)参加者
●(株)ジャルパック国内企画商品第2事業部 九州商品造成 担当:アシスタントマネジャー 本間 准
●国土交通省九州地方整備局立野ダム工事事務所:工務課長 田脇 康信
●跡見学園女子大学:学長 笠原 清志をはじめ関係者および篠原ゼミ3・4年生約25名
(2)目的
(3)プログラム
関係者および篠原ゼミ生の皆さまが当プロジェクトへの理解を深め、現況を共有。
意見交換することでプロジェクトの成功を目指し、シンポジウム形式での進行を行います。
2018年10月発売を目指し 商品開発中(イメージ)